2016年03月07日店長日記
多くの人にとっての憧れのブランド、超高級ブランドのルイ・ヴィトン
さりげなく持っていたら、その人のセンスの良さが周囲に伝わるのがブランドの力というものです。
仲間が集まるとき、肩にひっかけてやってきたトートバッグがルイ・ヴィトンであれば、当然反響があります。
称賛と憧れと少しの妬みが発生するのが、超高級ブランドの力です。
その典型が、ルイ・ヴィトンのトートバッグでしょう。
ルイ・ヴィトンのアイテムをもっていれば、トートバッグに限らず、センスの良い人、ファッションセンスのある人という一応の評価は得られることが約束されます。
そんなルイ・ヴィトンは、今から約150年前に産声を上げています。
ただその時から、良い物だけを作り続けるスタイルは変わっていません。今や多岐に渡るアイテムを誇るルイ・ヴィトンですが、最初は旅行鞄専門店としてスタートしたのでした。
1854年、創始者ルイ・ヴィトンが33才の時に、世界初の旅行カバン専門店『ルイ・ヴィトン』を設立しました。
あのモノグラムの誕生は1896年、二代目ジョルジュ・ヴィトンによって考案されたのです。初代ルイ・ヴィトンのイニシャル「L」と「V」に花を組み合わせており、日本の家紋をヒントにしたデザインなのですね。そのデザインは、現在のルイ・ヴィトンの商品旅行鞄、トートバッグ、財布等のあらゆるアイテムに取り入れられています。
ルイ・ヴィトンの人気アイテムの代表格トートバッグを使いこなす
ルイ・ヴィトンの超人気アイテムの代表格としてトートバッグが挙げられます。元々は旅行鞄製造会社でしたが、その技術を応用してトートバッグをはじめ商品アイテムを増やしてきました。その代表格が、サイフでありトートバッグになります。
初期の頃は、ルイ・ヴィトンのトートバッグは重くて非日常的なところがありましたが、それも改善されて現行品は全て軽量化が図られています。耐久性は昔と変わらず長期使用に十分耐えられる物作りがなされています。
例えばこのうえなくシックな「パラス」はモノグラム・キャンバスとカラードカーフレザーの融合が生み出す、非常にしなやかで個性的なトートバッグです。
ラグジュアリーなエピ・レザーを使用した「ネヴァーフルMM」は使い勝手が良くて実用性に優れ、トートバッグとしてはもちろん、シックなシティバッグとしても活躍します。
ルイ・ヴィトンの『モノグラム』の誕生に関わる当時の秘話
『モノグラム』のデザインは、実はコピ−品の出回り過ぎを防止するための、対抗策として考え出された物であることは意外と知られていません。
100年以上前にそんなことが起きていたというのもいかにもフランスの超高級ブランドルイ・ヴィトンらしくて興味深いですね。1880年に、ルイ・ヴィトンの息子のジョルジュが、日本の市松模様から考案したのが、ダミエキャンバスでした。
これが当時の富裕層の婦人たちに受けが良くて大ヒット商品になりました。ところが、その為にコピー商品が出回るということが起きたのでした。その防止策として、他社が真似できないだろうということで作りだしたのが、『モノグラム』でした。日本の家紋に影響を受けて“L・V・花・星”を組み合わせた模様を考えたのが、現在の、モノグラム・キャンパスです。街中で良くみるルイ・ヴィトンの柄、そのものであります。